架空の言語っていいですよね。
自分の知り得ない領域で書かれたミステリアスなものに感じます。そして、自分が何か創作物を制作するにあたって、架空の言語を作っておくと便利だろうな〜と常々思うんですよね。
例えばイラストで、文字の情報が欲しい!となった時に大抵の人は日本語か英語で書くことでしょう。でも人ってどうしても情報のあるところに目線がいってしまうし、その言葉が読み取れたら考えが透けてるみたいでなんか嫌じゃないですか?
つまり、イラストを描いていて文字を置きたいけどなんて書けばいいか思いつかない!なんかてきとうに文字を選んで書いても読まれたくない!そんな時に、あったらいいな架空言語。
そんなこんなでわたくしオミハラ作ってみました。ちょっと書いてみますね。
どうでしょう?それっぽいんじゃないでしょうか。
でも実はこれ言語じゃないんですよ、
ついでに言うと最近作ったものでもないです。中学の時に考えてたものです。
ではこれは一体なんなのか、
簡潔に言うと暗号のようなものです。私は『架空文字フォント』とは呼んでいませんが名付けるならこんながいいと思います。
ん?じゃあその『架空文字フォント』っていうのはなんなの?
『架空文字フォント』っていうのはね、もともと存在している言語の文字の形を 別の形に置き換えてできた文字なんだ。さっき言ったみたいに暗号みたいなもんです。
例えを出すと
こんなかんじ、
さらに具体例を出すと、モールス信号 シーザー暗号 ハンターハンターの文字とかは近いところにあると思います。
そう謎解きみたいなもんです。
私が作った架空文字フォントは、当分 対応表みたいなのは公開しないと思います。
先ほど述べたようにこの暗号の作り方は簡単でして、最近は結構使用しているので、解読しようとすればできると思います。是非とも言葉や謎解きに興味があって結構暇な人は挑戦してみてはいかがでしょうか。
そんで架空の言語についてですよ
こっちが本題ってほどでもないですけど、これも喋りたい話題なんで。
いいですよね架空の言語。
人工的に言語を作るにあたって考えなきゃいけないことっていっぱいあるんですよね。膨大な名詞、品詞の分類や、文法、世界観に時代背景。。。
そんなものを考えてぇ〜〜〜になってます。
英語苦手なのに。。外国語も全く別の知らない言語という点では同じですからね。
架空の言語を作ろうとするのもいいですけど見て調べるのも面白いんですよ。
人工的に作られた言語では一番普及していて世界的に認められている、もはや架空ではなくなっている エスペラント語。
1900年代に発見された、様々な文字に酷似していてかつ未だに解明されていない文字で書かれた ヴォイニッチ手稿。
クオリティは充分程度で日本語に聞こえるのに全く理解できないワタナベタウン語。
などなど、どれも調べてみると面白いんすよね。特にエスペラント語なんかは製作者が、人が使いやすいような共通言語を作ってやろうとして作った言語なので作る時の参考にもなります。あとヴォイニッチ手稿は『記憶が二つあるんだが』というオカルト要素の2chスレも合わせて調べてみると、奇妙で非常に面白いですね。
そんでもって最後の話題は架空の言語ではなく、文字のみでもなくて、架空の発声についてです。
これは言語的な話ではないんですけど、ボカロやUTAUの曲で見られる、どの言語とも関係がない言葉で歌っているのがいいと思ってるんだよねって話です。
やっぱり未知の言語はミステリアスな雰囲気で魅力があります。
この話題は、単に最近見た動画が面白かった〜って話です。
『谺、碧海、那由多を見定むアグラフォノスの詩篇』
オリジナル曲に架空言語が含まれているパターン。民族チックな三拍子と架空言語がとてもマッチした曲になっています。日本語パートの歌詞の言葉遣いとかすごく好き。
『シティライツ / UTAU 名前シレズ 』
こちらは、既存の曲の架空言語でのカバーになります。明るくも切ない曲調に知らない言葉。わたしたちの知らない世界の端っこに触れた感情を抱きます。
『paranoia / UTAU 空花ルア』
こちらもカバー曲。何かの訴えを全く聞き取れない言葉で聞くことで、事柄に対し自分の理解できなさが際立って面白い体験だと思います。動画中では架空言語化の解説をしています。
ことばっておもしろいよね