いつの日のことだったか
課題と授業の日々を過ごし
一週間ぶりに
休みらしい休みの日がとれたのだ
そして
同じ時を過ごさずとも
教えを受けることができる
おんでまんど授業
その おんでまんど授業が
有るには有るが
「あんなもん、無いに等しいぜ」と
知り合いの知り合いが
言っていたことを思い出して
おれはその授業を受けずに
積んでいた げゑむ をはじめた
『天穂のサクナヒメ』という げゑむ
「米は力だ」という謳い文句に相応しく
稲作をすることで成長し
物語を進めていくものとなっている
巷では稲作の作り込みが素晴らしいと
話題になっていておめぇさんがたの耳にも
入っていることだろう
もちろん稲作の拘りは恐ろしく
今日の天気で晴れとか温度だけでなく
湿度まで出たときは目を疑ったほどだ
だが
それだけじゃあないんだ このげゑむ
二次元あくしょんの爽快感も素晴らしく
羽衣を使った移動や幅広い見栄えの技
様々な道具や素材や敵 人々 物語
雰囲気 げゑむ性 とても良いものばかりで
とんでもなく魅力的だ
さらにこちら
食育にも適しているときた
ただただ米を作るだけでなく
おいしい米を作るために奔走する日々
ありがたく夕飯にありつく様を
見せられては思うところもございましょう
始めたが最後
飯を残すこと能わず
おれはずっと
どうやったらうまい米が作れるのか
稲の病気や害など考えることも増えて
家から離れサクナヒメができない時も
田んぼが気になって仕方が無くなった
こりゃあ 噂になるわけだ
そしてその 休みにな
朝飯を食ってそのあとやり込んで
気づいたらもう夕方になっていたんだ
あら昼食べるのも忘れてたってな
こんなにもハマれる げゑむ なんだよ
素晴らしく面白いんだと
友人に力説したところ
そこでおれは何て言われたと思う
「三度の飯より米作りか」ってな
お後が宜しいようで
